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規制緩和の大罪

金沢から東京までの交通料金が3500円、こんな信じられない価格がまかり通るわけがない。どんな会社だって慈善事業でやっているわけではなく、営利を目的としているはずである。単純計算で45名×3500円=157,500円の予算である。これで二社が利益に係わるわけで、契約会社への契約代金、バスの費用、ガソリン代、高速料金代、運転手の宿泊費、これらの料金を引いたら、運転手二名では赤字となろう。この様な会社が規制緩和で日本には、四千数百社もあるとのこと。限られた客数で、これだけ会社があれば激烈な価格競争が起こるのは当然である。そこで泣くのは誰か。どんな職種でも立場の弱い人達が泣かされるのである。料金を叩かれ、断れば仕事が来なくなる、そんな恐怖がいつも働いているのではなかろうか。だから、金沢から東京まで3500円の価格破壊の金額になるのである。しかし、バス会社も、まるっきり損する仕事など出来るわけがない。だから、深夜、9時間以上の運転を一人でさせざるを得ないことになるのである。おそらくは、客がすべて寝ている状態で、9時間も運転していれば睡魔に襲われないはずはない。まして深夜の高速道路は単調で、自然と眠くなる。今まで大事故が起きなかったのが、むしろ不思議な位である。安易な契約関係だけで、種々のビジネスが成り立ってしまう現代社会。責任の所在も明確でなくなり、無数の投資会社を始め、規制緩和の弊害が日本全国で問題を引き起こしている。今回の件も氷山の一角で、ツァーバスばかりでなく、格安料金の裏には多くの無理が存在していることを見落としてはならない。まして人の命にかかわる分野については、規制緩和は馴染まないはずである。高い航空料金であっても墜落する場合もあるわけで、亡くなった方は、本当にお気の毒ですが、3500円で金沢から東京まで行くこと自体に、最初から無理があったと思われる。人間、午前零時を過ぎたら寝るものです。米国筋の要求で、日本の雇用形態がブチ壊され、規制緩和の美名の下、国民の多くは不安定な仕事に就かざるを得なくなったと言うのが実態です。正直、加害者となった、このバスの運転手も、とても高い賃金を貰っているとは思えず、過酷な仕事に就かざるを得なかった、不況社会の被害者ではなかったかと思われます。政府は、国民が安心して仕事に就ける雇用社会を築かなければなりません。消費税増税などと寝ぼけたことを言っている野田総理ではどうにもなりません。ここは、米国筋とも対等に話が出来ると思われる剛腕小沢に賭けるしか、もはや方法はないと思われます。IMFに簡単に又、5兆円も取られるようでは、規制緩和の重大事故が、これからも次々と起こると思われます。

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