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旭天鵬優勝で市場原理主義も薄まる

苦節20年、地道に打ち込んできた人に光が当たって本当に良かったと思う。体力的には恵まれているのに一度も、優勝出来なかったのは、旭天鵬の、その優しさが災いしていたからではなかろうか。表情や話しぶりを見ても旭天鵬には、ギラギラしたものがなく平凡な謙虚さが実に清々しい。苦労人には、必ず最後は、天が味方してくれるものである。私も大島部屋のチケットを何度か頂いて国技館に行かせてもらい、旭天鵬関とも千秋楽のパーティー会場であった亀戸の平安閣で、10年前に一緒に写真を撮ってもらったことがあった。あの頃の、モンゴル力士は、旭鷲山と旭天鵬が双璧で、朝青龍も白鵬も、まだスターではなかった。一口で20年と言うが、格闘技の分野で20年は大変なものだと思う。それが優勝なのですから、力士なら最後まで優勝を目指せることが、これでわかったはずである。最近は、市場原理の能力主義が持て囃され、年功序列を馬鹿にしますが、これが全て正しいわけがありません。私の父も警察官でしたが、柔道は弱く、投げられてばかりいたそうです。それでも柔道の先生は、父の真面目さに心が動いたのか、「渋井さんの受け身は素晴らしい。」と言って、初段をくれたそうです。勝てばいい、強ければいいでは、柔道も相撲道も、あったものではありません。人の情けを知るのも、又、男なのです。日本人横綱を目指す、稀勢の里が負けて、確かに残念でしたが、ここまで来れば、やはり旭天鵬で良かったと思います。それと琴欧州はいけませんね。たとえ靱帯損傷でも死ぬことはないのですから、負けるとわかっていても、その日の休場は力士としては失格です。ここはブルガリアではなく日本なのですから、日本人の流儀でやってもらわなければならないのです。旭天鵬の、この苦節20年の重みのある、長幼の序の優勝は、日本の文化、伝統の良さを、多くの日本人に蘇らせたはずです。

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